使いたいという、依頼者の為に・・・
折りたたみ傘の修理依頼が来ました~
生地がかすれて破れかけ。
吊り糸もほどけてるし。
何かしら、思い出があるのでしょうね~。
生地に付いてしまったカビはどうにもなりませんが
出来る限り再生してみたいと思います。
おそらく、昭和時代の傘でしょう。
骨組みをみると、骨の素材が柔くないのがわかります。
大がかり作業になりそうですが、
依頼者様のご希望に添えるようにやってみたいと思います。
先ずは、石突き部の交換
折れてしまった部品と交換する部品。
石突き部を交換しました~。
吊り糸を全て交換しました。
多分、昭和の時代の折りたたみ傘なのですが、
糸が切れていても糸自体がしっかりしています。
昭和時代の物作りって、質が本当に良い。
ん~。中国で大量生産しちゃうとコストを落として
傘のコピー品が出回っちゃうのでしょうね~。
更に、傘自体をしっかりさせるために1箇所綴じから、2箇所綴じに変更させてもらいました。
2箇所綴じにすると、生地自体の張が変わります。
生地に穴が空いてますが、
補修シートを貼って完了しますが
出来上がりまで今しばらくお待ちください。
サービス防水をして出来上がりました。
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