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2024年07月04日

傘の修理3本、戴きました。

3本目の折りたたみ傘の修理となります。
これも、昭和時代の傘です。
生地が厚く、しっかりと作り込んである傘なんです。
中棒が、3段式なのですが、一番上の中棒がスライドしないので、先ずは、傘を部品にして中棒を見ることにしました。

全く収縮が出来なかったのですが、
調整して収縮出来る様にしました。
昭和時代は、とにかく頑丈で、機能も良く考えたなと、思うぐらいの出来なんです。

材質も今の傘とは違い、硬い材質で壊れにくくなってます。

何とか、三段中棒が収縮出来てスムーズに動く様に調整しました。
何かの拍子で、微妙に中棒が曲がってしまったのかな。

折角なので、骨部の錆び取りをさせて貰いました。
これから先、長くお使い出来る様にしていきます。

手元も、長々観ることが出来ないのでアップしてみたいと思います。

装飾で彫られております。

再組み付け完了しました。
中棒も、三段式の機能も完了しました。

サービス防水と、生地のしわ取りをして引き渡しとなりました。

傘職人さんが造られている傘って、こんな感じのが多かったですね。

傘修理のお問い合わせは、
お気軽にメールにて下さい。

ご覧いただき、ありがとうございます。